herrlichtの日記

フリーランスの企画職を目指す、今は単なるノンスキル会社員の日記

(1/2)「個人でも勝てるビジネスプラン」を紡ぎだすための3つのStep

こんばんわ、herrlichtです。へアリヒトと読みます。

前回のエントリで、「ノンスキル事務系会社員が個人で勝てる」ビジネスの条件として、

①高価な資産を購入する必要が無いビジネス
②多額の広告宣伝を行わずともユーザーを獲得できる余地があるビジネス
③在庫を持つ必要がないビジネス
④自己学習で習得可能or社会ストックが多いスキルのみにより立上げ/運営できるビジネス
⑤長期的な流れの中に位置づけられる「傾向」に乗ったビジネス
⑥立上げ時も、立上げ後も、あまり多大or集中的な労力がかからないビジネス
⑦売上高見込みが数億円を超えない(企業が参入していない/こない)、狭いニーズに特化したビジネス

という7つの条件を挙げました。
今回のエントリでは、上記の条件を満たした、具体的な「勝てる」ビジネスプランを構築するための具体的なStepについてご紹介していきます。フレームワークに落とし込んでしまうととてもシンプルです。もちろん、フレームワークに沿って詳細を詰めようとすると色々難しい点もあるのですが...。

議論の前提として、上記7つの条件を、「ビジネスモデル依存条件」、「味付け次第条件」の2つに分類しておきます。
具体的には、①、②、③、④、⑥の5つが「ビジネスモデル依存条件」、⑤、⑦の2つが「味付け次第条件」になります。

さて、先にStepの流れをお示しします。

Step1:成功している既存ビジネスの中から、「ビジネスモデル依存条件」を全て満たしていそうなビジネスを見つけ出す。
Step2:見つけ出したビジネスについて、「味付け次第条件」を満たすよう、「核となる改変アイデア」を定める。
Step3:「核となる改変アイデア」と整合性が取れるよう細部をチューニングし、ビジネスプランとしてまとめ上げる。

以下で、Stepの具体的な中身や注意事項を見ていきます。

Step1:成功しているビジネスの中から、「ビジネスモデル依存条件」を全て満たしていそうなビジネスを見つける。

私たち凡庸な一会社員が、今まで社会に存在していないような斬新なビジネスを考案出来ると考えるのは自信過剰というものです。そういうハイリスクハイリターンなアプローチは、才気煥発な起業家の皆様にお任せましょう。
それよりも、既に成功しているビジネスを下敷きにして自らのビジネスを考えたほうが、成功確率は段違いに高くなると思います。
イメージが湧かせるためにも、具体的な事例を挙げつつ見ていきましょう。どのようなビジネスでも良いのですが、ここでは知らない人はまずいないであろう、「食べログ」というビジネスを下敷きに話を進めていきます。

それでは早速、「食べログ」の「ビジネスモデル」が、上記「ビジネスモデル依存条件」を満たしているのかどうか、1つずつ確認してみましょう。

  • ①:食べログ的なサイトを運営するのに、サーバーレンタル費用等々はかかりそうですが、何か高価な資産を購入する必然性はなさそうです。
  • ②:多額の広告宣伝が出来るなら出来るに越したことはないですが、「webサービス」という性質上、ソーシャル要素を用いたり、地道なSEO対策を施すことで、何とか低コストである程度の規模の集客が出来そうです。
  • ③:取り扱っている商材は「情報」であるが故、在庫を持つ必要はありません。
  • ④:彼らの競争力の源泉である「各店舗の評点を決定するアルゴリズム」を構築するスキルは、そう容易に習得or調達出来そうにありません。一方で、単純に「食べログ」的な見かけのwebサイトを構築運営するというレベルのスキルならば、比較的容易に習得or調達出来そうです。
  • ⑥:サイトデザインやシステム構築にそれなりの時間はかかりそうですが、運営フェーズに入ってしまえば多大な労力はかからなそうです。

以上見てみると、④に若干の制約はあるものの、「食べログ」の「ビジネスモデル」は、上記「ビジネスモデル依存条件」を満たしていると言って良いかと思います。

ここで声を大にしてお伝えしておきたいことは、「ビジネスモデル依存条件」を満たしているのかの評価をする際、本来の目的を見失ってはいけない、ということです。
私たちがこのStepで明らかにしたいのは、「食べログ的な類似サービスを個人として展開する余地があるか否か」であって、「個人で食べログというサイトを完全コピー出来るかどうか」ではありません。完全コピーなんて絶対に無理です。彼らは長年にわたり多大な労力を投入して改善に改善を重ねた末、今のサービス水準に辿りついているのですから、個人が一朝一夕で彼らと同じ水準に辿り着けるはずがありません。
よって、④で見たように仮に食べログのような精緻な評点アルゴリズムは構築出来なさそうだとしても、即ち「食べログ的な類似サービスを個人として展開する余地はない」としてしまっては乱暴です。そのような評価をしていたら、この世に「個人として展開する余地がある」サービスなど唯の一つも残りません。
この段階での評価は、私たちの肌感覚よりもかなり甘めに行ってよいということです。

このように1つ1つのビジネスの評価をしていくのはやや面倒ですが、少し慣れればかなり直感的に「イケるかイケないか」の判別がつくようになりますし、「こういう条件を満たしていればイケる」というルールのようなものも見えてきます。
例えば、「webサービス」と「プラットホーム」というキーワードを満たしているビジネスは、多くの場合「ビジネスモデル依存条件」を満たしていますね。

まずは身近な、自分が良く使うサービスを対象に、「このサービスをデチューンすることで個人で展開出来ないかな...」と考えてみるのがスタートになると思います。

...いかんですね、この段階でかなり長いエントリになってしまいました。
Step2、Step3についてのご説明は、明日のエントリで改めてご説明いたします。

それでは、また!

20150525-18:47 続き書きました。

herrlicht.hatenablog.com

-------------------------

本ブログの更新情報はTwitter(@HL16WS_5813_034)にて流しております。

本ブログは少なくとも今後2~3ヶ月の間は高頻度で更新していく予定ですので、もしも興味をお持ちいただけた方がいらっしゃいましたら、Twitterをフォローいただくか、本ブログの読者になっていただけると大変ありがたいです。