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herrlichtの日記

フリーランスの企画職を目指す、今は単なるノンスキル会社員の日記

これからの時代の高コスパスキル⇒消費スキル

こんにちわ。herrlichtです。

この不確実な時代、そこまで意識が高い人でなくとも、自分のどのようなスキルをどのように向上させていくかは、気になってしまう話題の一つだと思います。誰も惨めな未来に陥りたくないですからね。
そんな不安に付け込んで、最近は著名人もメディアもブロガーも煽りに煽ってる感じです。私も個人の働き方の未来に関しては暗い論考を良くするので、煽りに加担している一味かもしれません、ごめんなさい。

でも、そうした煽りの後に、どういうスキルを身につければ良いか、という具体的な提案はあまりなされない印象があります。学ぶべきことは自分で見つけろ、的な論調が多いです。みんなそこが知りたいのだと思うのですが。
逆に広告になると「これを学べば君もイケイケ!」みたいな主張をするんですが、まぁ大抵説得力が無いというか、胡散臭いなぁという印象で終わってしまいます。

スキルアップ」という視点で世間一般を見渡すに、学習人気が安定して高いのは、語学スキル、会計スキル、ITスキルあたりでしょうか。これらのスキルは「ビジネス三種の神器」などと20年くらい前から言われていますね。最近はそれに統計スキルあたりも加わってくるのかもしれません。
確かにこのあたりのスキルは、成長の初速がそれなりに早いこともあって、3か月くらいみっちり時間をかけて中級の入り口くらいまで習得しておくと、ちゃんと投入した努力を超えてペイしてくれる感覚があります。
ただ上記4スキル、汎用性が高いスキルだけあって、達人が大量にいるジャンルなので、成長曲線が鈍化してきた後、なおスキルアップに励んでもなかなか貰いが少ないと思います。

では、上記4スキルを超える、投資対効果の高いスキルがあるのかというと...少なくとも「所得増に貢献するスキル」という視点では無いと思います。
というか、もはやこのスキルを持っていたら美味い飯にありつける、なんて時代はとっくの昔に終わっていて、だからこそスキルアップを煽る人も具体論を示さない(示せない)し、広告には説得力が無いのだろうと思います。

ここからは私見ですが、今まではあまり重視されていなかったけれど、今後ぐんぐんと重要性が増してくるスキルがあると思っています。私は「消費スキル」と呼んでいます。
「同額の可処分所得から、どれだけの幸福感を引き出すことが出来るか」を問うスキルで、更に平たく言ってしまうと、「ステキなお金の使い方」をするスキルです。

今後、投入する価値創出努力に対する可処分所得増分の期待値は、どんどん分が悪くなっていきます。これはもう、企業の競争環境の激化や技術革新スピードの加速、日本の人口構成の推移に鑑みれば、火を見るよりも明らかです。
となると、今までは如何にすれば多額の可処分所得を得られるかを考えて行動することが正しい戦略でしたが、その戦略が破綻してくるので、今後は一定額のお金の如何に上手く使うことで幸福感を得るか、正しい戦略になるのではないかと...。まぁ、社会の流れに沿った自然な発想だと思います。

問題は、「ステキなお金の使い方」って、誰も体系的には教えてくれないんですよね。「お金の稼ぎ方」の情報はこの世に溢れているというのに...。

「ステキなお金の使い方」を身に着けるためのアプローチ、やや無理やり書き下そうとすると以下のような感じでしょうか。

  1. この世界の「素敵なもの」、「面白そうなもの」の存在を片っ端からインプットする
  2. 「自分は何が好きか」、「何をしたら楽しいと感じるか」という問いに、真正面から向き合う
  3. 「好き」、「楽しい」と思える分野において、審美眼を磨いていく
  4. 人間は常に移り変わっていくので、①~③のプロセスを日常に組み込む

ただ、このステップの特に①と②、想像しているよりかなり難しい作業です。
今まで「素敵なもの」「面白そうなもの」に対してアンテナを張ってこなかった人に、それらを探せと言っても途方に暮れてしまいます。
私たちは普段心に厚化粧をして暮らしていますので、自分の純粋な欲求と向きあう、なんてことにはてんで慣れていません。試みたところで、対外的にカッコがつく欲求を見繕って、「これが自分の純粋な欲求だ」と勘違いしてしまうのが関の山かと思います。

なので本当は、主に①、②のステップを適切に補助してくれる「消費スキルカウンセラー」が必要なのです。
ただ、現段階ではそんな職は全く確立していないので、しばらくは価値観の移行期として受難の時代が続くのかな、と思います。
その後、七転八倒しながら「消費スキルの磨き方」のノウハウを蓄積した個人が徐々にweb上でカウンセラー業を開業して...というのが、望まれる未来像かな、と考えています。

そうならない気がしますが(笑)

それでは、また。